ZenFone 2 Laserに実際に触ることができたので、特徴/使い勝手について詳しくレポートするよ！

ASUS先行体験会でZenFone 2 Laser(ZE500KL)に触りつつ、特徴やスペックについて説明してもらうことができたので詳しくレビューしたいと思います。

やはり担当者の説明を聞くと、どこが新しくなったのか、機能が向上したのかをすぐに理解できていいですね。おかげでZenFone 2 Laserのどの部分がすごいのかに関する理解を深めることができました。

ZenFone 2 Laserでは一歩先の使いやすさを追求したとのこと。

これまでのZenFoneスマホの系譜です。ASUSが日本で初めて投入したSIMフリースマホはZenFone 5。2014年10月に発売されると、そのコストパフォーマンスの高さ/優れたデザイン等が評価され、大きな人気を集め、ZenFoneブランドを一気に浸透させました。

ZenFone 5登場当時、国内に格安スマホは存在しましたが、性能面と価格のバランスが取れているモデルはあまりありませんでした。そこへ、ZenFone 5は2万円台という安さを実現しつつ、快適な操作性/充実したスペックを実現していたため、格安SIMの普及が始まっていた日本で高い評価を受けたのです。

ぼくが本気でソフトバンクのiPhoneからMVNOへの移行を検討し始めたのは、このZenFone 5の存在があったから。コストパフォーマンスが良かったことに加え、PCでASUSブランドに慣れ親しんでおりその品質の高さを高く評価していたので、ASUSの出すスマホなら安心だろうと思ったのです。

→参考：MNPでソフトバンクから格安MVNOに移行して月額コストを3割以上削減しました！

ZenFone 5の大成功を受けて、今年の5月には、よりハイエンドなスペックを持つZenFone 2を発売。世界初となる4GBメモリを搭載するなど、性能を重視したモデルです。

ZenFone 5から価格は上昇しましたが、その分、性能は向上。ぼくもその性能の高さに痺れて購入してしまいました。

→参考：iPhone 5からZenFone 2に乗り換えたけど大満足！iPhoneからの乗り換えに迷っている人にもおすすめ！

そして8月。ZenFone 5の後継モデルとしてZenFone 2 Laserが登場しました。ネーミングに「5」と「2」が混在してわかりにくいのですが、ZenFone 2はハイエンドスマホ、ZenFone 2 Laserはミッドレンジスマホに位置づけられており、特徴は大きく異なります。

ZenFone 2 Laserは「ZenFone 2のデザインや使い勝手は継承しつつ、ZenFone 5のお手軽さ」を実現したモデルです。価格は2万円台(税抜)とお手頃です。

→参考：2万円台(税抜)で購入できるZenFone 2 Laser登場！

背面のボタン部分にスピン加工、ヘアライン加工を施すことで、上質なデザインを実現。

またボディには人間工学に基づくデザインを採用しており、背面部分は柔らかな曲線を描いています。

丸みを帯びているので自然に持つことができます。

このデザインは、ZenFoneシリーズに共通しており、ボディの端が薄く、中央部が厚くなっており、非常に持ちやすいです。

ぼくは一回り大きな液晶を持つZenFone 2を愛用していますが、このデザインのおかげですごく持ちやすく、まだ落下させたことはありません。

ZenFone 2 Laserでは、レッド/ブラック/ホワイトの3つのカラーリングを用意。

展示スペースには、3つのカラーリングすべて展示されていました。

レッドは光沢がありますが、ブラックはつや消しになっています。

ホワイトも鮮やか。ただしホワイトだと、傷や汚れが目立ちやすいので注意が必要かもしれません。

ZenFone 2 Laserの大きな特徴の1つとして、カメラにレーザーオートフォーカス機能を搭載している点が挙げられます。

赤外線を照射することで、即座に焦点を合わせることが可能。

→参考：ZenFone 2 Laserのカメラを使ってみたけど、軽快に撮影できて仕上がりもいい感じ！

実際に試してみましたが、確かに焦点合わせが高速です。近い場所、遠い場所に交互にカメラを向けても、瞬時にピント合わせ可能。なので、ストレスなく撮影できます。これは便利！

また豊富なカメラ機能を搭載。

ローライトモードで撮影すれば、薄暗い場所でも鮮明に撮影することが可能。

暗い環境で撮影した写真を他社カメラで撮影した写真と比較してみました。

この6機種の中では、ZenFone 2 Laserで撮影した写真が圧倒的に鮮明です。他に撮影できているのはソニーZ3のみ。他の4モデルは何が撮影されているのか判別しにくいです。この差はすごいな・・・

ZenFone 2 LaserにはスーパーHDRモードを搭載。

HDRとは、明るさの異なる複数の写真を撮影して合成することで、逆光でも綺麗に撮影できる機能のことです。

こちらも6機種で撮影した写真を比較。やはり、ZenFone 2 Laserで撮影した写真が最も鮮やかです。

ZenFone 2 Laserには白と黄の2色のLEDフラッシュを搭載。

これまでのモデルでは白色のLEDフラッシュしか搭載していなかったのですが、これだとフラッシュを光らせた場合、被写体が白っぽくなります。2色のフラッシュを同時に光らせると、上の右の写真のように自然な感じに仕上がります。

暗い環境で人物を綺麗に撮影したい場合に便利な機能ですね。

より簡単に操作できるよう、ZenFone 2 LaserにはZenUIを搭載。

ZenMotionを使えば、画面をタップするだけで簡単に起動/シャットダウンすることが可能。

大きな画面を搭載したスマホの場合、側面部にある電源ボタンが押しづらいことがあります。そんなとき、画面をタップして起動/シャットダウンできるのはすごく便利です。

ぼくも画面の大きなZenFone 2ではこの機能を多用しています。

また片手モードもすごく便利。これは、画面を縮小して表示する機能。画面が大きすぎて片手では画面の端まで指が届かない人でも、この片手モードを使えば、片手での操作が可能。この機能、電車で立っているときに便利ですよ。

簡単モードを備えており、スマホになれていない人でも基本機能を簡単に使うことが可能。

キッズモードも用意されており、使用できるアプリを制限したり、時間を制限したりすることができます。

SnapView機能を使えば、2つのアカウントを作成して、プライベートと仕事用といったように使い分けることができます。

日本語入力システムとしては、非常に評価の高いATOKを搭載。

実際ZenFone 2を使っていて感じるのが、変換精度の高さ。iPhoneを使っているときは、変換がうまくいかずイライラすることが多かったのですが、今ではそんなこともなくなりました。

ZenFone 2 LaserにはデュアルSIMスロットを搭載。

背面カバーを外せば、SIMカードスロットが姿を現します。

装着できるのはマイクロSIMカードです。

両スロットとも4G/3G/2G対応。両方のスロットを同時使用することはできませんが、切り替えて使用することは可能です。

以上、ZenFone 2 Laserのレポートでした。

ZenFone 5→ZenFone 2の流れを受けて、ZenFone 2 Laserはかなりいい感じに仕上がっています。

特に関心を引いたのはカメラ機能。レーザーオートフォーカス機能は結構使えそうです。これまで弱点と言われていたカメラ機能を高めることでさらに完成度がアップしている印象です。

これで2万円台なのですから、かなりお買い得だと思います。コスパの高いSIMフリースマホを探しているのなら超お勧めです。

ZenFone 2 Laserの購入は、ZenPhone 2 Laserページ(ASUSオンラインストア)から可能です。

*Amazon / 楽天からも購入できます。

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