FREETEL RAIJIN(雷神)購入レビュー:充実したスペックのスマホ!
2017/09/25
FREETEL RAIJINは、5.5インチ液晶+オクタコアプロセッサ+4GBメモリ+64GBストレージ+5,000mAh大容量バッテリ+USB Type-C端子+デュアルSIMデュアルスタンバイ対応という充実構成で、29,800円(税別)という価格を実現した、コスパの高いSIMフリースマホです。
RAIJINを購入したので、デザイン/特徴/使い勝手/性能等について詳しくレビューしたいと思います。
→参考:FREETEL RAIJIN(雷神)を購入したので早速開封してみました!!
デザインをチェック
FREETEL RAIJINでは、価格を抑えるため、樹脂製のバックカバーを採用しています。樹脂製ですが、そんなに安っぽい感じはしません。っていうか、最初に目にしたとき、すぐに樹脂製とは気づきませんでした。このあたり、デザインへのこだわりを感じます。
RAJINには、マットブラック/マットブルー/シルバーの3色が用意されていますが、ぼくが購入したのはシルバー。
光沢があり、触ってみるとすべすべします。
光を当てたときの質感もいい感じ。ただし、メタルボディと比べると、ちょっと平面的な感じになるのは否めません。あと汚れがつきやすいですね。
お店でマットブラック/マットブルーのカラーリングもチェックしてみました。マット調の仕上がりということで、ちょっと渋い感じ。触った感触は柔らかく、持っていて滑りにくいですが、汚れや指紋がつきやすいですね。
マットブラック。
マットブルーです。
側面部にはメタルが使用されています。メタルは触った感触がいいので、頻繁に触るこの部分にメタルが使用されているのはいいですね。
あと、側面部のエッジ部分は斜めにカットされ、光沢加工が施されています。光が当たると反射し、デザイン上のアクセントになっています。
前面部は、液晶の外枠が非常に狭くなっており、
スタイリッシュなデザインに仕上がっていると思います。
デフォルトの壁紙は、RAIJIN(雷神)にちなんで雷の壁紙が利用されています。
より雷神をイメージした壁紙も用意されています。画面の何もないところを長押しすれば壁紙を変更する設定にアクセスできます。
スペックをチェック
FREETEL RAIJINの主なスペックは次のとおり。
雷神(RAIJIN)
|
|
OS
|
Android 7.0
|
ディスプレイ
|
5.5インチ
|
解像度
|
1920×1080
|
CPU
|
MTK MT6750Tオクタコア
Cortex-A53 (4×1.5GHz + 4×1.0GHz) |
RAM
|
4GB
|
ストレージ
|
64GB
|
microSD
スロット |
○
(最大128GB) |
カメラ
|
前面800万画素、背面1,600万画素カメラ
|
ワイヤレス
|
IEEE802.11 a/b/g/n
|
LTE
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(B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B)
|
バッテリ
|
バッテリ5,000mAh
|
SIM
|
スロット数:2 / タイプ:micorSIM / nano SIM
デュアルSIMデュアルスタンバイ対応 |
接続端子
|
USB Type-C
|
センサー
|
GPS搭載 (A-GPS、QZSS対応) / GLONASS /
加速度センサー /近接センサー / 光センサー / 重力センサー / ジャイロセンサー / e-compass / 指紋センサー |
寸法
|
H153.0mm x W76.0mm x D8.65mm
|
重量
|
約183g
|
カラー
|
シルバー/マットブラック/マットネイビー
|
価格
|
29,800円
|
6つのコアを持つオクタコアプロセッサ+4GBメモリという構成になっています。
この価格帯のスマホとしては充実した構成です。メモリの容量が4GBあるおかげで、処理は快適です。
実際に使ってみて、アプリの起動/切替をサクサク快適にこなすことができます。Web閲覧/SNS/動画再生といった、負荷の軽いタスクを実行してみたところ、ストレス無く作業できていますね。
ストレージも64GBと大容量。RAIJINにはmicroSDカードスロットが装備されているので、容量が足りなければ、microSDカードを差して容量を増やせます(ただし、microSDカードとnanoSIMカードは排他利用)。
Antutuベンチマークのスコアは44215。
持ってみた感じ
RAIJINは5.5インチパネルを搭載しているため、ボディは大きめ。
大容量バッテリを搭載しているので、ボディもちょっと分厚め(8.65mm)になっていますが、凄く分厚い、というところまではいっていないと思います。
ちょっと背面部が盛り上がっているのがわかります。
実際に重量を計測してみたところ181gです。やはりバッテリを搭載している分、ボディは重めです。
ただし、1日ずっと操作してみて、「すごく重い」、「片手でずっと操作するのはきつい」と感じることはありませんでした。確かに、他のコンパクトスマホを触った後に持つと、大きさ/重さを感じますが、しばらく持っていると忘れてしまいます。ぼくは、そんなに負担に感じませんでした。
それよりも、バッテリ駆動時間が長い/液晶が大きくて見やすい、というメリットの方が勝っていると思います。
使い勝手をチェック
液晶は5.5インチ。解像度は1920×1080ドット。高精細なIPSパネルを採用しているため、精細感は非常に高いですね。
液晶の明るさも十分で、晴天の野外でもはっきり表示を確認できました。
視野角も広いです。画面はGorilla Glass 3で保護されているので傷がつきにくくなっています。
YouTubeの動画をフル画面表示してみましたが、非常に綺麗で滑らかな映像を楽しめました。
RAIJINには背面部に指紋認証センサーが搭載されています。センサー部はちょっと小さめ。
早速、指紋を登録して使ってみたのですが、使い始めは認識してくれないときがありました。そこで、ちょっとやり方を変えて、指で触れるのではなく、指を押し当てるようにすると認証してくれるようになりました。指を押してた瞬間に反応するのでなく、しばらく押し当てた後に反応する感じです。
ぼくはHUAWEIのhonor 8を愛用しているのですが、honor 8の場合、軽く指をセンサーに押し当てるだけで、即座に起動してくれます。それと比べると、ちょっと反応が遅いですね。
ナビゲーションボタンは、液晶の下側に表示されるタイプ。
何も操作していないときは表示されません。できれば、ずっと光り続ける設定があった方がいいと思うですが、設定を探してみても、常時オンにできる設定は見つかりませんでした。
キーの割り当ては変更可能です。
RAIJINには、FREETEL Keyという機能も備わっています。オンにすると画面上にボタンが表示されます。このボタンは、液晶の端であれば、任意の位置に変更できます。
このボタンをタップすると上のようなメニューが表示されます。音量を調整したり、設定にアクセスしたりすることが可能。また一番下にナビゲーションボタンが表示されるため、液晶の下部に配置されているボタンの代わりにこのボタンを利用することも可能です。
RAIJINにはスワイプアップランチャーという機能も用意されており、デフォルトでオンになっています。液晶パネルの一番したか上方向にスワイプすると、上のようなランチャーが表示されます。
一番上の段には、現在起動しているアプリが表示されます。中段では液晶の輝度を調整できます。下段には主要設定項目が表示されます。設定項目は並べ替えることが可能です。
慣れれば使いやすいと思います。
スワイプアップランチャーをオフにすることも可能です。オフにすると、液晶上部に表示されるクイック設定パネルが利用可能になります。
RAIJINにはOSにAndroid 7.0を搭載。
Android 6.0とは設定画面のメニューが若干異なっています。「候補」なんて項目も表示されるんですね。
メニュータイトルだけでなく、その説明も表示されるので、一目でどんな状態になっているのかわかりやすくなったと思います。
Android 7.0の目玉の機能として、画面を分割して表示できるマルチウィンドウ機能が挙げられます。早速試してみました。
マルチウィンドウ機能を利用するには、ナビゲーションボタンの履歴ボタンを押した後、マルチウィンドウで表示したいアプリを長押しすると、画面の上部に「分割画面を使用するにはここにドラッグします」という領域が表示されまするので、指示に従って、ドラッグします。
次に、マルチウィンドウで表示したいもう1つのアプリをタップすれば、利用可能です。
ここではツイッターアプリとGoogle Mapアプリを分割して表示しています。
画面が大きいので、分割表示してもなんとか操作することが可能。地図を見ながら何かを操作するなど、複数の操作を実行したいときに重宝すると思います。
RAIJINではテザリング機能も利用可能。「設定」-「テザリングとポータブルアクセス・・・」-「テザリングをセットアップ」を順にタップして、テザリングのセットアップを行います。完了したら、接続したいデバイスのWiFiネットワークから、RAIJINで設定したネットワーク名を選択して、パスワードを入力すればネットに接続できます。
RAIJINはバッテリが大容量なので、外出先でモバイルルーターの代わりに使用するといのもありでしょうね。
ポケモンGoで遊んでみましたが、性能が高いため、快適に楽しめました。ジャイロセンサー搭載のため、AR機能も使えます。
GPSの精度も確認してみました。歩行・ランニングではほとんど狂いはなし。したがってポケモンGoも楽しめました。車に乗ってカーナビ代わりに使用してみましたが、大きな狂いはなし。追従性も高く、ストレスを感じるシーンはほとんどありませんでした。
大容量バッテリを搭載
バッテリ容量は5,000mAhと大容量。現在スマホに搭載されているバッテリとしては最大クラスの容量を誇ります。実際に使ってみて、やはりバッテリの持ちの良さは実感しますね。
Web閲覧/SNS/ニュースアプリ/カメラ撮影/動画再生といった作業を実行しみましたが、普通の使い方をしていて丸2日は充電なしで利用することができました。もちろん使い方によるんでしょうが、やはり5,000mAhのバッテリを積んでいるだけのことはあると思います。
バッテリ残量を気にしなくて済むというのはストレスが少なくていいですね。充電する回数を減らしたい/ゲームなどバッテリを消費するアプリを頻繁に利用するのであれば、オススメだと思います。
カメラをチェック
RAIJINの背面カメラの有効画素数は1600万画素。
レンズは背面部の右上に配置されています。この位置にあると指でレンズを覆ってしまいがちなので注意する必要があります
撮影した写真をアップしてみました。すべてオートモードで撮影しています(写真はクリックすると拡大されます)。
家に飾っている招き猫。被写体の近くに寄って撮影したのですが、背景がボケており、印象的な写真になっています。
麻婆豆腐を撮影。明るい環境だったので手ぶれもなく綺麗に撮影できています。
風景写真。
夜景を撮影してみました。さすがに多少ノイズが入っていますが、割と綺麗に撮影できています。
デフォルトでは、シャッターを切る時にシャッター音がしますが、カメラの設定でシャッター音を無効にすることができます。周りの目を気にしなくても済むのはいいですね。
ただしシャッター音を消した状態で撮影する場合、撮影できているかどうか音では判別できないため、ちゃんと撮影できているかどうか確認する必要があります。
撮影時の画面は上のとおり。
撮影モードとして、「オート/マニュアル/暗がり撮影/色鮮やかHDR/一眼レフ/ビューティ/残像/パノラマ/ハイスピード」の9つのモードが利用できます。
純正アクセサリーを購入
RAIJIN本体に傷が付くのが嫌だったので、早々にFREETEL純正のクリアケースと液晶保護フィルムを購入しました。
→参考:FREETEL RAIJIN(雷神)用の純正クリアケースを購入しました!
→参考:FREETEL RAIJIN用の純正液晶保護フィルムは透明度が高く見やすい!
各パーツをチェック
FREETEL RAIJINの各パーツをチェックします。
背面部。左上にレンズとフラッシュ。中央上部に指紋認証センサーが配置されています。
底面部。USB Type-C端子とスピーカーが配置されています。USB Type-C端子は前後の向きがないため、接続するときにイチイチ向きを確認する必要がないのは楽ですね。
電源ケーブルを接続したところ。
充電中は、液晶上部のLEDランプが点灯します。
右側面部。音量調整ボタンと電源ボタンが配置されています。
上面部。ヘッドホン端子とストラップホールが配置されています。最近のスマホとしては珍しくストラップホールを備えています。
左側面部。SIMカードスロットが配置されています。
同梱されるイジェクトピンを穴に差せば、スロットが少し飛びだしてきます。
SIMスロットはmicroSIMスロットとnanoSIMスロットを装備。DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しています。
microSIMカードをスロットに置いてみました。
なお、nanoSIMスロットとmicroSDスロットは排他利用となっているため、nanoSIMカードとmcroSDカードを同時に利用することはできません。
ACアダプタとUSBケーブル。
重さは70gと軽量です。
ライバルモデルとの比較
FREETEL RAIJINと競合すると思われるライバルモデルと比較してみました。
■FREETEL→Priori 4 / REI / KIWAMI2
■ASUS→ZenFone 3 Laser / ZenFone 3
■goo→g07
まとめ
これまでRAIJINを使ってみて感じた印象は次のとおり。
・Web閲覧/SNS/動画再生といった一般的なタスクであれば快適に処理できる
・タッチパネルの反応もいい
・液晶の精査感が高く綺麗
・バッテリの持ちはさすがにいい
・5.5インチ液晶搭載モデルということでボディが大きめ
・指紋認証センサーの反応がイマイチなときがある
・ちょっと重い
ちょっと不満に感じるのは、やはりボディがちょっと重い、ということろでしょうか。あと指紋認証センサーの反応が微妙で上手く認識してくれないときがあります。でも、液晶は綺麗だし、性能に関しては特にストレスはないし、バッテリの持ちはいいし、非常にバランスがいいと思います。
これだけ充実した機能のスマホを29,800円(税別)で購入できるのですから、かなりコスパはいいですね。
*詳しくはFREETEL(公式Webサイト)を参照してください。
アドセンス
アドセンス
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