Amazon Fire HD 8 タブレット(2016年モデル)レビュー:想像していた以上にいい仕上がり
2016/09/25
コスパのいいタブレットとしてAmazonの8インチタブレットFire HD 8 タブレット2016年モデルを8,980円で購入。果たしてどんな使い勝手なのか、レビューしたいと思います。
→参考:Amazon Fire HD 8 タブレット(2016年モデル)を購入しました!購入理由について解説しています
Fire HD 8 タブレットレビュー
ボディの大きさは214 x 128 x 9.2mm(高さ/幅/熱さ)。
iPad miniと比べるとちょっと縦長の形状をしています(iPad miniは初代モデル)。
幅が狭めなので、iPad miniと比べると持ちやすいですね。ただ、男性でなんとか片手で掴める大きさ。手の小さな人や女性の場合、片手で長く持つのは難しいと思います。試しに家内に持ってもらったら、「なんとか持てるけど、ずっと持っていると手がつりそう」とのこと。
重量は約341g。バランスがいいせいか、ちょっと片手で持つ分にはそんなに重さは感じないですね。ずっと持っていると重くなるんでしょうが・・・
丸みを帯びたデザインになっているので、触り心地はいいです。
ボディはプラスチック製だと思うのですが、継ぎ目のないボディを採用しているので、チープな感じはしないですね。
この安さですから、もっと野暮ったくても仕方ないと思うのですが、なかなかいい仕上がりだと思います。そんなに分厚くもないですしね。
安価モデルだと汚れがべとべとついてしまうモデルもあるのですが、このFire HD 8を触った感触はさらっとしてて、汚れや指紋がほとんど付きません。すごく実用的です。
それほど薄くない分、堅牢性も高いですね。使っていて、強度不足を感じることはほとんどないです。がっちりしているので非常に安心。これなら多少乱暴に扱っても大丈夫かな。
液晶表示は結構クリア。解像度は1280 x 800ドットなので、このクラスの液晶パネルとしてはそれほど解像度は高くはないのですが、想像していたよりも、粗い感じはしないですね。
視野角も広く、斜め方向からでも表示を確認できます。
液晶は光沢加工されているので、色の描写は綺麗なのですが、その分、結構映り込みが発生しやすいです。
あと、アイコン表示が大きめ・・・もうちょっと小さくてもいいと思うんですけどね。見やすさ/押しやすさ重視なんでしょうか。
また液晶部分を触ると汚れがつきやすいです。気になる人はこまめに拭き取る必要があると思います。
Kindleで雑誌を表示してみましたが、すごく精細に表示されます。そんなに大きなパネルではないので、A4サイズの雑誌を読むには拡大するのが必須だと思っていたのですが、文字がシャープに表示されるので、拡大しなくてもなんとか読むことができます。
拡大操作も反応はすごく早いですね。もっさりすることなく処理してくれます。これなら快適に読書できると思います。
普通の書籍も、問題なく読めます。フォントの大きさを調整することが可能です。
何か操作したときの反応はすごくきびきびしています。アプリや画面の切替、動画/書籍の立ち上げなど、待たされることがありません。想像していた以上に快適です。
漫画を読んでみました。
見開きだとちょっと文字が小さすぎるかな・・・でもがんばれば、なんとか読めると思います。
片ページだけを縦長表示すれば、楽々読めます。このFire HD 8、液晶の解像度はそれほど高くないので、漫画のセリフを等倍表示で読むのはちょっと厳しいかな、と予想していたのですが、なんのその。
等倍表示の状態で読むとこんな感じ。十分セリフを読めますよね。
もちろん拡大表示も可能。ピンチアウト/インもサクッと反応してくれるので、ストレスなしです。
動画を視聴してみました。圧倒的な精細感!というところまではいっていないですが、このサイズの液晶としては十分な画質だと感じました。
Fire HD 8にはステレオスピーカーが搭載されているので、モノラルスピーカー搭載モデルに比べて充実したサウンドを楽しめます。ちょっとシャカシャカする/重低音が足りないと感じるときもありますが、この価格でこのサウンドは十分なレベルだと思います。
Amazon musicで音楽を聴いてみるとクリアな音を楽しめます。映画を見ているときも、音がいいのですごく楽しめました。結構大きな音を出せるので、複数の人でも十分楽しめます。
スピーカーは側面部に配置されているので、サウンドを楽しみたいときは、上の写真のように横向きにして、スピーカーが上になるようにすると、音の通りがよくなると思います。
カメラを使ってみましたが、ちょっと画質が粗いですね。特に少し暗いところを撮影すると、粗さが目立ってしまいます。あんまりカメラには期待しない方がいいかも。記録用として使うのがいいかもしれないです。
ストレージが16GBと32GBの2つのモデルが用意されていますが、ぼくが購入したのは16GBのモデル。microSDカードを挿入して容量を増やせるので、これで十分だと判断しました。
内部ストレージを確認したところ、利用できる容量は12.18GB。4GB程度はシステムで占有しているということでしょうね。
Fire HD 8の画面の上部から下方向にスワイプするとクイックメニューが表示されます。このメニューから、輝度調整、WiFiの設定、機内モード/Blue Shade/おやすみモードオン/オフ、カメラへのアクセスを実行できるほか、「設定」画面にアクセスできます。
環境に応じて輝度を調整したい場合に便利です。
あとずっと使用していると、背面部のバッテリが配置されている箇所が熱くなることがあります。モデルによっては、熱くなりすぎて長く持っていられないことも。
Fire HD 8はずっと電源オンにした状態でも、ほとんど熱くならないですね。ゲームなどの負荷のかかるタスクを実行していないせいかもしれませんが、これまでのところ熱くなったことはないです。
各パーツをチェック
Fire HD 8の各パーツをチェックしてみます。
右側面部。
microSDカードスロットが配置されています。
使用するときには、爪で引っかけて蓋を外します。
このFire HD 8では、最大200GBのmicroSDカードを使用することができます。
左側面部。両端にスピーカーが配置されています。
上面部。イヤホンジャック、音量調整ボタン、microUSB端子、電源ボタンが配置されています。
充電するときは、USBケーブルをmicroUSB端子に接続します。Fire HD 8にLEDランプは搭載されていないので、充電中かどうか確認するには、画面の右上に表示されるバッテリーアイコンを確認する必要があります。
底面部に端子類は配置されていません。
背面部の左上に背面カメラが配置されています。
まとめ
8,980円という安さを実現しているので、どんな仕上がりになっているのか興味津々だったのですが、想像していた以上にしっかりとしたつくりになっていると思います。
まだちょっと触っただけなのですが、結構サクサク快適に処理できるので、ストレスを感じることがあまりありません。メモリ容量は1.5GBなので、もうちょっとストレスフルな操作になるかと思ったのですが・・・しばらく触ってみましたが、動きがモッサリして待たされるシーンはほとんどないかも。タブレットで電子書籍・動画を楽しむ程度で、価格を重視するのであれば、これで十分じゃないかな。
詳しくは、Fire HD 8 タブレット2016年モデル(Amazon Webサイト)を参照してください。
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