FREETEL Priori 4購入レビュー:大容量バッテリ+6色のバックカバーが魅力的なエントリーSIMフリースマホ!
2017/09/25
FREETEL Priori 4は、4,000mAhの大容量バッテリを搭載したエントリーSIMフリースマホ。6つのカラーリングのバックカバーを同梱しているのが大きな特徴。また14,800円(税別)という低価格を実現しています。
これから格安スマホを使い始めようと思っている人におすすめです!
→参考:FREETEL Priori 4を購入したので早速開封してみました!!
6色のバックカバーを同梱
Priori 4には、6色のカラーリング(マットブラック/シルバー/ブルー/ピンク/グリーン/パープル)のバックカバーが同梱されています。
マットブラック。6色の中では唯一つや消しになっており、渋めの質感になっています。表面はすべりにくいので落としてしまう危険性は低いと思いますが、油汚れがつきやすいので汚れに敏感な人は注意が必要です。他のカラーリングは、表面がすべすべしているので汚れはほとんどつきません。
ピンク。
パープル。
シルバー。
ブルー。
グリーン。
これだけバックカバーがあれば、自分の好きな色を選べると思います。
カバーの脱着はすごく簡単。背面カバーの下の隅にある切り込みに爪をひっかければ、簡単にはがせます。
カバーは樹脂製でやわらかいので、カバーを外していくのも楽チンです。これなら、「カバーを替えたい」と思ったら、すぐに交換できます。毎日気分に合わせて色を替えるというのもありだと思いますよ。
価格を考えればデザインは上々
Priori 4のデザインは、最近流行メタルボディのスマホと比べれば、ちょっと見落りするの感じは否めませんが、14,800円という価格を考えれば、なかなかいい感じに仕上がっていると思います。
一昔前の格安スマホの場合、デザインは二の次で安さ優先のモデルが多かったのですが、Priori 4では安っぽさを感じさせないつくりになっています。
マットブラックは触るとしっとりとした感じになっており、落ち着いた印象を与えます。
他のカラーリングは、光を当てると反射してすごく綺麗。縁のカーブも柔らかく、細かいところまで配慮されています。
正面から見ると、四隅はエッジが効いていてシャープな感じ。直線を基調としたデザインになっており、すっきりとしています。最近は丸みを帯びたデザインのスマホが多い中、こうしたデザインは結構好きだな~
側面部のバックカバーとの接合部分はシルバーがアクセントに用いられており、光が当たると反射して綺麗です。
ただ、最近のスマホはデザイン性を高めるために液晶の外枠が狭くなっているモデルが多いのですが、Priori 4の液晶の外枠はちょっと広い感じ。まあ、慣れればそんなに気になりませんが。
液晶と外枠全体がガラスで覆われており、一体化されているため、見た目の美しさを感じることができます。
あと縁が丸みを帯びた形状になっているモデルもありますが、Priori 4は直線状になっており、カチッとした印象を与えます。まあ、この方が液晶保護フィルムをはりやすいというメリットもあるので、これはこれでありだと思います。
スペックをチェック
Priori 4の主なスペックは次のとおり。
Priori 4
|
|
OS
|
Android 6.0 Marshmallow
(2017年春 Android 7.0にアップデート予定) |
ディスプレイ
|
5.0インチ
|
解像度
|
1280×720
|
CPU
|
MTK MT6737 Cortex A53
クアッドコア 1.3GHz×4 |
RAM
|
2GB
|
ストレージ
|
16GB
|
microSD
スロット |
○
(最大128GB) |
カメラ
|
前面500万画素、背面800万画素カメラ
|
ワイヤレス
|
IEEE802.11 a/b/g/n
|
LTE
|
(B1/3/5/8/18/19/28/41)
|
バッテリ
|
バッテリ4,000mAh
(取り外し不可) |
SIM
|
スロット数:2 / タイプ:microSIM / nano SIM
|
寸法
|
H144.8mm x W71.5mm x D9.5mm
|
重量
|
約167g
|
カラー
|
マットブラック/シルバー/ブルー/ピンク/グリーン/
パープル |
価格
|
14,800円
|
→参考:FREETEL Priori 4スペックレビュー:6色のバックカバーが同梱されています!
まだ使い始めたばかりですが、Web閲覧/動画再生といった負荷の軽いタスクであれば、特にストレス無く処理できています。
エントリースマホなのでAntutuベンチマークのスコアは28790。スペックを考えれば、まあこのくらいのスコアでしょう。
高い負荷のかかるベンチマーク実行時に、背面部が熱くて触れなくなるということはありませんでした。
ポケモンGoで遊んでみました。起動に結構時間がかかりますが、動きはそこそこ滑らかです。
Priori 4にはジャイロスコープを搭載しているので、AR機能も利用可能です。
持ってみた感じ
5.0インチ液晶搭載ということで、5.2/5.2インチ液晶を搭載しているモデルが多い中、ボディはコンパクトな感じ。なので手の平での収まりがいいですね。
4,000mAhという大容量バッテリを搭載しているので、厚みは9.5mmとちょっと分厚い感じ。その分、しっかりホールドしやすいですけどね。
重量は実測値で170g。持っていると、ちょっと「ずしっ」とはしますね。まあ、このあたりはバッテリ駆動時間とのトレードオフと割り切るしかないでしょう。
ランニングに持ち出して、ずっと片手に持った状態で40分ほど走ってみましたが、重くて持つのが嫌になるということはありませんでした。
ただ、バックカバーの丸みを帯びた形状になっているうえに、マットブラック以外のカラーはすべりやすいので、持つときに滑らせないよう注意する必要があります。ぼくも机の上にあったPriori 4を持ち上げようとして危うく落下させるところでした。
使い勝手をチェック
5.0インチ液晶パネルを搭載しており、大きくて見やすいですね。液晶は明るく鮮明です。明るい野外で見ても輝度が足りないということはありません。しっかりと表示を確認できます。
解像度はHD(1366×768ドット)なので、FHD(1920×1080ドット)のパネルを搭載しているモデルと比べれば精細感は落ちますが、見ていてそれほど表示が粗く感じることはないですね。
IPSパネルを搭載しているため、色が鮮やかで視野角も広め
斜めから見ても、はっきりと表示を確認できます。
エントリースマホだと液晶表示が淡かったりするモデルがあるのですが、Priori4では鮮明に表示され、色も綺麗なので、ストレスを感じないですね。
ナビゲーションボタンは、液晶の下側に表示されるタイプ。
かなり下の方に表示されるので、片手で操作しているときはちょっと押しづらいかも。
あとしばらく操作しないとボタンは表示されなくなります。これって、使おうとするときにちょっと戸惑ってしまうんですよね。
できれば、ずっと光り続ける設定もあった方がいいと思うですが、メニューを探してみたのですが、常時オンにできる設定は見つかりませんでした。
デフォルトでは「スワイプアップランチャー」機能がオンになっています。
これは液晶の一番下の方から上に向けてスワイプすると、ショートカットメニューが表示される機能です。
一番上に最近使ったアプリの一覧、真ん中に液晶の輝度調整機能、一番下に各種設定項目が表示されます。設定は並べ替えることが可能。
慣れれば使いやすい機能だと思います。
タッチパネルの反応は上の動画のとおり(液晶保護フィルムを貼り付けた状態で試しています)。ちょっともさっとすることはありますが、すごくひっかかるということもありません。エントリースマホとしては許容できるレベルだと思います。
あと指紋認証センサーは搭載されていません。最近は指紋認証センサー搭載スマホを使っているので、ないといちいちログインするのが面倒なんですが、価格を考えれば仕方ないですよね・・・
ランニング時にGPSの精度を確認してみたのですが、それほど大きな差異は発生しませんでした。走るとしっかり追従してくれます。
YouTubeの動画をフル画面で再生してみました。特にカクカクすることもなく、滑らかに再生可能。これなら動画も十分楽しめると思います。
サウンドはちょっとこもり気味。さすがにこの価格だと、サウンドまでは手が回らなかったかな・・・
大容量バッテリ搭載
Priori 4では、4000mAhの大容量バッテリを搭載しています。Web閲覧/ツイッター/インスタグラム/メール/動画再生といった、比較的負荷の軽いタスクを実行している分には、余裕で1日は持ちますね。
バッテリの状況を確認して気づいたのが、スリープ状態での消費電力の少なさ。上のグラフの1/28 0:00からはほぼフラットな状態ですが、これはぼくが寝ていたときです。この間、ほとんど電池を消費していないのがわかります。
充電にかかった時間を計測してみました。
■充電開始時→残量20%
■15分後→31%(11%充電完了)
■25分後→41%(20%充電完了)
■45分後→51%(31%充電完了)
■1時間後→63%(43%充電完了)
■1時間20分後→80%(60%充電完了)
■1時間30分後→89%(69%充電完了)
■1時間45分後→100%(80%充電完了)
急速充電には対応していないのと、元々バッテリ容量が大きいので、充電には一定の時間がかかります。でも、4,000mAhのバッテリで1時間45分で80%充電できるのは結構早いかも。実際使っていて充電時間であまりストレスは感じないですね。
せっかく大容量バッテリを搭載しているので、他のデバイスにチャージする機能が利用可能かどうか確認してみました。利用したのはリチャージ機能搭載のASUS ZenFone 3 Maxに同梱されているOTGケーブル。
ZenFone 2に接続してみると・・・
おお、充電が開始されました。
OTGケーブルとUSBケーブルを携帯すれば、Priori4をモバイルバッテリの代わりとして利用することができます。これは便利ですね。
カメラをチェック
Priori 4の背面カメラの有効画素数は800万画素。最近は1200~1600万画素のカメラを搭載しているモデルが多いことを考えると、撮影した写真の仕上がりが気になります(写真はクリックすると拡大されます。撮影はすべて通常モード)。
こちらは室内の置物を撮影。ガラスの柔らかい感じが出ています。
観葉植物。
灯台の模型。
いずれも晴天の昼間の室内で撮影したため、光量が多かったせいか、そこそこいい感じに仕上がっていると思います。
野外で撮影。
過度な期待は禁物ですが、明るい環境ではなんとか満足できるレベルで撮影できるかも。価格を考えれば、がんばっていると思います。
ただし、暗い環境での撮影はちょっと厳しいところがあるかも。少し薄暗い居酒屋で料理を撮影してみました。
ピザを撮影。ちょっと青白くなってしまっていますね。
巻き寿司。もうちょっとネタの色が出てくれるといいんですけどね。
夜の駅を撮影。ちょっとノイズが多いですね。あと光が線状になっています。
なお、デフォルトの状態で撮影する場合、シャッター音/フォーカス音が結構大きめで、静かな環境での撮影は難しいのですが、カメラの設定でシャッター音を消すことが可能です。シャッター音をオフにすると、フォーカス音もしなくなるので、無音で撮影することができます。周りの目を気にしなくても済むのはいいですね。
ただしシャッター音を消した状態で撮影する場合、撮影できているかどうか音では判別できないため、ちゃんと撮影できているかどうか確認する必要があります。
純正アクセサリーを購入しました
本体に傷が付くのが嫌だったので、Priori 4用の純正アクセサリー(フレキシブルクリアケースと液晶保護フィルム)を購入して使っています。
→参考:FREETEL Priori 4用の純正クリアケースを購入しました!
→参考:FREETEL Priori 4用の純正液晶保護フィルムを購入したので早速貼り付けてみました!
各パーツをチェック
Priori 4の各パーツをチェックします。
背面部。
上部の中央にカメラとフラッシュが配置されています。
下部にスピーカー。
右側面部には電源ボタンと音量調整ボタン。
上面部にイヤホンジャック。
左側面部には何も配置されていません。
底面部には、microUSB端子。
ACアダプタとケーブルはホワイトです。
こんな感じで接続可能。
充電中は、前面部上部のランプが点灯します。
前述したように、バックカバーは簡単に取り外せます。ボディの大半をバッテリが占めているのがわかります。
バッテリは取り外し不可です。
バッテリの上にカードスロットが配置されています。
左にmicroSIMカードスロット(SIM1)、右上にnanoSIMカードスロット(SIM2)、右下にmicroSDカードスロットが配置されています。
SIMカードスロットが2つ装備されていますが、同時に使えるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には対応していません。
ただし、同じSIMカードスロット×2+microSDカードスロット仕様でも、SIMカードスロットとmicroSDカードスロットが排他利用で同時に使えないモデルもあるなか、Priori 4では、排他利用ではないので、使い勝手はいいと思います。
microSIMカードを装着してみました。この向きに差します。
奥まで差し込んだところ。
microSDカードも装着してみました。
奥まで差し込むとこんな感じです。
まとめ
まだ触ってみたばかりなのですが、価格を考えれば、思っていた以上にいい感じに仕上がっています。やっぱりカラーリングがたくさんあるとテンション上がりますね。これからじっくり使い込んでいこうと思います。
*詳しくはFREETEL(公式Webサイト)を参照してください。
アドセンス
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