【Pixel 3a購入レビュー】メリット・デメリットを踏まえて性能・使い勝手を評価!
2019/12/07
GoogleのPixel 3aを購入しました。
これまでPixelといえば、高価格のハイエンドモデルしか用意されていなかったのですが、Pixel 3aはコスパを重視したつくりになっており、購入しやすくなっています。
ここでは、Pixel 3aのメリット/デメリットについて触れた後、実際に使った感想に加え、Pixel 3aの特徴・性能・スペック・使い勝手等について詳しく解説します。
【目次】
→Pixel 3aのメリット/デメリットまとめ
→スペックをチェック!
→コンパクト/スリムで持ちやすい
→ディスプレイは綺麗で反応もいい
→カメラがいい
→Felica機能を搭載
→シンプルなデザイン
→サウンドは結構いい
→指紋認証センサーの反応はスムーズ
→SIMカードスロットはnanoサイズが1つ
→バッテリの持ちはまあまあ
→使い勝手をチェック
→接続端子はUSB-TypeC
→IP52規格の防塵防滴性能
→各パーツをチェック
→同梱物をチェック
→Pixel 3aのレビューまとめ
Pixel 3aのメリット/デメリットまとめ
Pixel 3aを実際に使ってみた感じたメリット/デメリットをまとめてみました。
【メリット】
・ボディがコンパクト/スリムで扱いやすい
・ディスプレイ表示が綺麗
・カメラの画質がいい
・Felica機能を搭載しており、おサイフケータイに対応
・サウンドがいい
・イヤホンジャックがある
・防塵防滴機能を備える
【デメリット】
・ディスプレイの外枠がちょっと分厚い
・SIMスロットが1つのみ
・ストレージ容量が64GB
・microSDカードスロットがない
・カメラのシャッター/スクリーンショットの音が大きい
いろいろデメリットはありますが、それを踏まえても満足度は非常に高いですね。特筆すべきはカメラの画質の良さ。これまで撮影して、失敗と感じたことがほとんどないんですよね。どんなシーンでも綺麗に撮影できるので、撮影していてすごく楽しいです。
この後、メリット/デメリットとして挙げた項目について詳しく解説していきます。
Pixel 3aのスペックをチェック!
Pixel 3aのスペックをチェックしてみましょう。Pixel 3aの上位モデルであるPixel 3a XLのスペックと比較しています。主な違いは、ディスプレイの大きさ/バッテリ容量/ボディの大きさです。
Pixel 3a | Pixel 3a XL | |
ノッチ付きディスプレイ | - | |
OS | Android 9 | |
ディスプレイ | 5.6インチ(OLED) | 6.0インチ(OLED) |
解像度 | 2220 x 1080 | 2160 x 1080 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 670 オクタコア | |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
microSD スロット |
- | |
カメラ | 前面:8メガピクセル背面:12.2メガピクセル | |
LTE | (B1/2/3/4/5/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/41) | |
ワイヤレス | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | |
バッテリ | 3,000mAh | 3,700mAh |
SIM | スロット数:1 / nano SIM | |
接続端子 | USB Type-C | |
寸法 | 約70.1×151.3×8.2mm | 約76.1×160×8.2mm |
重量 | 約147g | 約167g |
カラーリング | クリアリーホワイト、ジャストブラック、パープルイッシュ | |
価格(税込) | 48,600円 | 60,000円 |
OSはAndroid 9をプリインストール。Google純正スマホということで、3年間のOSアップデート/3年間毎月のセキュリティアップデートが保証されているため、安心して使うことができます。
プロセッサはQualcomm SnapdragonシリーズのミッドレンジモデルであるSnapdragon 670を搭載。8つのコアを持つオクタコアプロセッサです。
メモリは4GB。一般的な用途であれば4GBのメモリを積んでいれば十分だと思います。実際に使っていて、Web閲覧/SNS操作/動画再生といった一般的なタスクを行うときに、処理がもっさりすることはありません。快適な操作が可能です。
Antutuベンチマークの結果は「158714」。
ストレージは64GB。このクラスのスマホとしては標準的な容量を搭載しているため、一般的な使い方をしている限り、すぐに容量が足りなくなる、という事態に陥ることはないと思います。ただし、Pixel 3aにはmicroSDカードスロットが用意されていないので、後からmicroSDカードを挿入して容量を増やす、ということができません。
多数のアプリをインストールしたい人、大容量の画像/動画を保存したい人は注意が必要です。
ただし、Pixel 3aでは購入特典としてGoogleフォトの無料オンラインストレージを利用できます。容量無制限で、写真や動画を高画質のまま保存することが可能。したがって、写真/動画はGoogleフォトに保存し、元のデータは削除すればPixel 3aのストレージ容量の圧迫を減らせますが。
購入して最初に起動したときのストレージ容量を確認したところ、既に12.91GB利用されていました。空き容量は51.09GBという計算になります。
Pixel 3aはコンパクト/スリムで持ちやすい
Pixel 3aに初めて触ったときに感じたのが、すごくコンパクトで持ちやすいということ。
5.6インチパネルという、最近のスマホの中ではちょっと小さめのパネルを搭載しているせいか、ボディが小さめなので片手で掴みやすいです。うちのカミさんも、コンパクトなので「持ちやすい」と言っているので、女性の方でも使いやすいと思います。
本体もすごくスリムです。
なので、ズボンのポケットに入れておいても、あんまり邪魔にならず、ポケットからの出し入れもしやすいです。ストレスはほとんど感じません。携帯性はすごくいいと思います。
側面部は、丸みを帯びた形状になっており、触った感触が柔らかめで心地いいですね。
重量は146g(実測値)。コンパクトな仕上がりになっている分、重量も軽め。片手でずっとPixel 3aを持っていても、重たく感じることはないですね。
Pixel 3aのディスプレイは綺麗で反応もいい
Pixel 3aのディスプレイパネルにはOLEDを採用。精細感が高いうえ、色の表現が鮮やか。黒もしっかり表現できます。
Pixel 3aで撮影した写真をディスプレイに表示してみました。しっとりと落ち着いた階調で表現できています。
花も綺麗に表示されています。
色が鮮やかで精細感も高いので映像も堪能できます。
ディスプレイの解像度が高いため、アイコンや文字も滑らかに表示されます。
ディスプレイに関してはすごく満足度が高いですね。
タッチ操作の反応も良好です。カクツキはほとんどありません。
Pixel 3aはカメラがいい
Pixel 3aのカメラについては、上位モデルのPixel 3と同じカメラを搭載しているということで、かなり期待していました。シングルカメラながら、F1.8というかなり明るいレンズを搭載。光学式手ぶれ補正にも対応しているのでブレに強いです。実際にこれまで撮影した限りでは、なかなかいい仕上がりになっていると思います。
カメラのレンズ部分がちょっと飛び出していますが、ポケットから取り出すときに引っかかるということはありません。
ただし、背面部を下にして机の上に置いたりするとき、カメラのレンズ部分が傷つかないかちょっと心配・・・
撮影した写真の画質ですが、精細感が高いですね。さらに、無理矢理綺麗な写真に仕上げるため加工しているという感じはなく、ナチュラルな仕上がりになっている印象を受けます。青空も、無理に青色にするような加工は施されていません。好みによると思いますが、僕はPixel 3aで撮影した写真は好きですね。
ピント合わせも高速。ほとんどの場合、被写体にカメラを向けるだけでサッとピントが合いますが、たまにピントが合わなくても、手で被写体が写っている部分をタッチするとすぐにピントが合います。なので、撮影時にストレスを感じることはないですね。
ただし、シャッター音がちょっと大きめ。「シュッボッ」みたいな音がします。最初に撮影したとき、ちょっと音が大きかったのでびっくりしました。音を消す設定はないみたいです。
(ちなみにスクリーンショット撮影時(電源ボタン+音量ボタン)の音も結構大きいので、静かな環境でスクリーンショットをとるときは注意が必要です)
あと電源オフの状態で電源ボタンをダブルクリックするとカメラアプリが起動するため、すぐに写真を撮影できます。
Pixel 3aで撮影した写真をアップしました。画像はクリックすると拡大されます(容量が大きいのでご注意ください)。
川沿いの風景。空は白飛びしていません。空や水面の色の表現が自然です。
龍のオブジェ。光が当たっているところの表現がいい感じです。
ラーメン。ちょっと暗めの店内だったのですが、しっかり撮影できてます。シズル感がありますね。
野外で咲いていた花。色がどぎつくなることもなく、自然の色がそのまま表現できています。
レンズの性能がいいせいか、撮影した写真を拡大表示した場合でも、細かい部分までしっかり描写されているのがわかります。
夜景モードで夜の紫陽花を撮影してみました。
夜景モードで撮影する際、シャッターを押してからしばらく待たされるので「手ぶれが発生するのかな?」と思ったら、すごくシャープに撮影できてます。手ぶれは発生していません。色も綺麗(写真をクリックすると拡大されます)。
あと夜に撮影すると、写真が粗くなることが多いのですが、夜景モードで撮影したとき、思ったよりも画質が粗くなりません。すごく綺麗に撮影できるので感動するレベルかも。カメラ好きのカミさんに、この写真を見せたところ「すごく綺麗ね」とびっくりしてました。
連写機能も搭載しています。シャッターボタンを長押しするだけで連写してくれるので、いちいち切替の必要がありません。「今、連写したい!」と思ったときにすぐ連写で撮影できます。
光学ズーム機能は搭載していませんが、高解像度のデジタルズーム機能を搭載。
最大でここまで寄ることができます。多少画像が粗くなりますが、この程度であれば、そんなに見づらさは感じません。
いろいろ撮影してみましたが、非常に失敗の少ないカメラです。どんなシーンで撮影しても、ある程度満足できる仕上がりになります。撮影した後にがっかりすることは少ないと思います。
Pixel 3aはFelica機能を搭載
Pixel 3aの日本モデルはFelica機能を搭載。おサイフケータイ/Google Payなどの非接触決済に対応します。
Felica機能は富士通やシャープなどの国産メーカー製スマホで搭載されるケースが多く、HUAWEIやASUSなどの海外メーカー製スマホには搭載されていませんが、Pixel 3aの日本モデルでは搭載されています。
すでにおサイフケータイなどの決済機能に慣れ親しんでいる人の場合、Felica非搭載モデルはなかなか選択肢に入ってこないもの。その点では、Felicaを搭載したPixel 3aは魅力的に映ると思います。
Pixel 3aはシンプルなデザイン
Pixel 3aは、ポリカーボネート製ユニボディを採用。ポリカーボネートは、プラスチックの一種で、高い耐衝撃性を備えていますが、傷がつかないかちょっと心配です。ただし、上位モデルに採用されることの多いガラスボディではないので、割れたりする心配は少ないと思います。
またボディにプラスチックを用いることでボディの軽量化を図っています。
プラスチック製というと、安っぽい感じに仕上がっているのではないかと思いがちですが、Pixel 3aでは、そういう感じはしません。かといって、華やかさもありません。質実剛健という感じでしょうか。渋めのデザインだと思います。
背面部の一番上の部分には光沢加工が施されており、角度によっては光が反射し、デザイン上のアクセントになっています。この部分は指紋がつきやすいですね。
背面部の他の部分はつや消しの仕上がりになっており、シンプルなデザインになっています。この部分の表面はさらっとしており、べとついたりしないので触っているときの感触は心地いいのですが、滑りやすいので落下させないよう注意が必要です。
現在、カバーを付けない状態で使っていますが、今のところあまり大きな傷はついていません(目をこらせば、小さな傷が付いているのがわかる程度)。ただしボディがプラスチックなので、メタル製ボディに比べれば傷が付きやすいと思います。
傷がつくのが嫌な人は、カバーを装着した方が安心でしょうね。
側面部には光沢加工が施されており、光が当たったときの反射が綺麗です。触るとツルツルしています。
Pixel 3aは、最近流行のノッチ付きディスプレイを採用していません。
上の写真の右がPixel 3a、左がノッチ付きディスプレイを採用したASUS ZenFone Max Pro(M2)です(→ZenFone Max Pro(M2)レビュー)。
ZenFone Max Pro(M2)はできるだけコンパクトなボディに大画面パネルを採用としたため、ディスプレイの外枠(ベゼル)が狭くなっているほか、ディスプレイ上部にノッチが付いています。
一方のPixel 3aでは、ノッチは設定されておらず、ベゼルの幅も広め。デザイン的には、ベゼルが狭いモデルと比べると、ちょっともさっとした感じはします。
ただし、ベゼルの幅が広いおかげで、ボディの縁を持った時にタッチパネルが誤反応する事態を防ぐことができます。
(出典:Googleストア)
Pixel 3aには、ジャストブラック、パープルイッシュ、クリアリーホワイトの3つのカラーリングが用意されています。
ぼくが購入したのはジャストブラック。落ち着いた色合いで精悍な印象を与えます。
パープルイッシュは淡い紫色、クリアリーホワイトは白です。この2つのカラーリングに関しては、電源ボタンに色がついています。
Pixel 3aのサウンドは結構いい!
Pixel 3aのスピーカーはステレオ仕様で、本体の前面部上部と底面部に配置されています。
上の画像の赤丸で示した部分にスピーカーが配置されています。
実際に音楽を聴いてみたところ、サウンドに広がりがあるうえ、低音部分もしっかり響いてくれます。
ちょっとシャカシャカする感じはありますが、個人的にはスマホのスピーカーとしては十分なレベルの音質だと感じました。横で聴いていたカミさんも「いい音ね。スマホじゃないみたい」と言ってくれました。
側面部の音量ボタンで音量を調整できますが、すごく細かく調整できます。確認してみたら、なんと24段階の調整が可能。周りの環境に合わせて微調整することが可能です。アバウトな調整しかできないモデルも多いのですが、さすがはGoogle純正スマホです。
Pixel 3aの指紋認証センサーの反応はスムーズ!
Pixel 3aは背面部上部に指紋認証センサーを搭載。
この位置にセンサーがあると、Pixel 3aを手にした状態で人差し指でロックを解除しやすいです。
ただし、机の上に置いた状態ではセンサーを使えず、必ず持ち上げる必要があるので、置いた状態でロックを解除したい人にとっては、ちょっと面倒かもしれないですね。
センサーの反応は良く、登録した指を軽く押し当てるだけでスムーズにログインできます。やっぱり指紋認証でサクッと起動できるのは快適です。
なお、残念ながら顔認証機能は搭載されていません。
Pixel 3aのSIMカードスロットはnanoサイズが1つ
Pixel 3aに搭載されているSIMカードスロットは1つのみ。
nanoSIMカードだけが利用可能です。
2つのSIMカードを装着することができないので、最近のモデルで普及が進むDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)には対応していません。
このあたり、コストカットのために機能を削っている印象を受けます。
Pixel 3aのバッテリの持ちはまあまあ
Pixel 3aのバッテリ容量は3,000mAh。大容量バッテリ搭載モデルだと5,000mAhを搭載していることもありますが、それと比べると標準的な容量です。
バッテリが大容量じゃない分、ボディがコンパクトになっています。
気になるバッテリの持ちですが、Webを見たり、SNSを使ったり、動画を見たり、写真を撮影したり、といったそれほど負荷のかからないタスクであれば、朝フル充電しておけば、なんとか夜まで持つ感じですね。ゲームをするなど、ヘビーな使い方をすれば、夜まで持たないかもしれません。他の人のレビューを見ても、「バッテリがそれほど持たない」という声が多いので、みんな同じように感じているんだと思います。
Pixel 3aでは急速充電が可能です。公式サイトには、「付属の18Wアダプターを使って、15分の充電で最大7時間使用可能」という記載があります。
付属のACアダプタ/ケーブルを使って、充電にかかる時間を計測してみました。
経過時間 | 充電率 |
0 | 11% |
35分 | 58%(+47%) |
60分 | 80%(+69%) |
72分 | 90%(+79%) |
78分 | 100%(+89%) |
バッテリ0の状態から約90分でフル充電できる計算になります。
Pixel 3aの使い勝手をチェック
■デフォルトで時刻が表示される■
デフォルトの状態では、電源をオフにした状態でも、上の画像のように時刻や日付、バッテリ残量などが表示されます。いちいち起動しなくても確認できるのは便利ですが、その分、バッテリを消費します。不要な場合には、オフにすることもできます。
■クイックアクセスメニューは編集可能■
ディスプレイパネルを上部からスワイプすると表示されるクイックアクセスメニューは上のとおり。デフォルトでは9つの設定のオン/オフを簡単に切り替えられます。WiFi、Bluetooth、モバイルデータ、機内モードなどを簡単に切り替えられるのは便利です。
右下に表示される「編集」ボタン(ペンマーク)を押せば、5つの設定を追加することが可能です。
■IEEE 802.11 ac規格に対応■
エントリースマホの場合、IEEE802.11 ac規格に対応していないモデルもあるのですが、Pixel 3aはac規格に対応しています。WiFi環境でネットに接続する際、より安定した高速通信が可能になります。
■夜間モードを利用可能■
Pixel 3aには「夜間モード」が用意されています。
これをオンにすると、画面が黄色っぽい表示になり、暗い環境でも見やすくなります。
■プリインストールされているアプリが少ない■
起動したばかりのPixel 3aのホーム画面は上の画像のとおり。すごくシンプルです。
プリインストールされているアプリのそんなに多くありません。事前に用意するアプリは最小限に抑えて、自分でカスタマイズしてください、という考え方なのでしょう。
使わないアプリが入っていると、容量を食うし、削除するのも面倒なので、必要最低限のアプリだけをインストールしておくというのはありだと思います。
■ナビゲーションボタン■
Pixel 3aでは、ホーム画面に戻るためのナビゲーションボタンはディスプレイ内の一番下に表示されます。高さがあまりないので、慣れるまではちょっと押しづらいかもしれません。
■テザリングを利用可能■
テザリングも利用可能です。テザリングとは、Pixel 3aを介して他のデバイスをネットに接続できるようにする機能のこと(Pixel 3aでモバイル通信できる必要があります)。PCやタブレットなど、SIMカードを使えない端末からネットに接続したいときに重宝します。
■ワイヤレス充電には非対応■
上位モデルのPixel 3ではワイヤレス充電が可能ですが、廉価版のPixel 3aはワイヤレス充電に非対応です。
■Active EdgeでGoogleアシスタントを呼び出せる■
Pixel 3aには、握力センサーのActive Edgeが搭載されています。Pixel 3aのボディの下半部分の両端をぎゅっと握ると、ぷるっと振動して、Googleアシスタントが起動します。ロック画面からでも起動します。
Pixel 3aの接続端子はUSB-TypeC
Pixel 3aの接続端子はUSB-TypeC。
microUSB端子とは異なり、前後の向きがないため、接続するときにいちいち端子の向きを確認する必要がありません。
充電のたびにケーブルを接続するわけで、そのときにストレスフリーで接続できるのはすごく快適です。
Pixel 3aはIP52規格の防塵防滴性能
Pixel 3aはIP52規格の防塵防滴性能を備えています。
IP52の防塵/防滴性能は次のとおり。
防塵性能→5級「機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が内部に侵入しない」
防滴性能→2級「垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない」
多少水がかかっても安心というレベルの防滴性能を備えています。まったく防滴/防水性能がないモデルと比べれば、安心して使うことができると思います。多少雨が降る状況で使っても大丈夫でしょう。
ただし、それほど防水性能は高くないので、水の中で使用するの無理。お風呂やプールなどで使用することはできません。
あと、水に濡れた状態で指紋認証は使えません。
Pixel 3aの各パーツをチェック
Pixel 3aの各パーツをチェックします。
右側面部の上部に電源ボタンと音量ボタンが配置されています。ASUSやHUAWEIのスマホなどでは、音量ボタンが上、電源ボタンが下なのですが、Pixel 3aでは配置が逆です。
なので慣れるまでは頻繁に押し間違えました・・・
上面部には3.5mmのイヤフォンジャックが配置されています。
最近、イヤホンジャックのないスマホが増えていますが、Pixel 3aではしっかり搭載されているので、有線タイプのイヤホンも使えます。
左側面部の上部にSIMカードスロットが配置されています。
同梱されているピンをピン穴に挿して押し込めば、SIMカードスロットトレイを引き出せます。
底面部。USB Type-C端子とスピーカーが配置されています。
ディスプレイ上部の中央にスピーカー、左に前面カメラを配置。LEDランプは搭載されていません。
Pixel 3aの同梱物をチェック
Pixel 3aの同梱物をチェックします。
写真左から、ACアダプタ/USB Type-C to Type-Cケーブル/クイックスイッチアダプタ。
ACアダプタはちょっと大きめ。
クイックスイッチアダプタは、古いモデルから簡単にデータをコピーできるようにするためのアダプタです。
さらにユーザーガイド、Googleのステッカー、SIMピンが同梱されています。
イヤホンは付属しません。またケース/ディスプレイ保護シートも付属しません。
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Pixel 3aのレビュー記事まとめ
以上、Pixel 3aについて詳しく解説してきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
・ボディがコンパクト/スリムで扱いやすい
・ディスプレイ表示が綺麗
・カメラの映りが綺麗
・Felica機能を搭載しており、おサイフケータイに対応
さすがはAndroidの大元であるGoogleが提供するスマホだけあって、完成度は高いと思います。
もちろんデメリットもありますが、いずれも決定的なものではないので、使っていて不満に感じることは少ないですね。
コンパクトなボディなので持ちやすいし、操作も楽。ディスプレイ表示も綺麗なので動画を堪能できます。カメラの画質もいいので、気になった物をバシバシ撮影しちゃっても、ほとんど失敗がありません。あと、Felica機能を搭載しているのも大きな魅力です。
■SIMフリーモデルを購入する■
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