ZenFone 5Q(ZC600KL)レビュー:前面にデュアルカメラを搭載し自撮りに特化したスマホ!
2018/12/04
ZenFone 5Q(ZC600KL)は、ZenFone 5シリーズ(5/5Z/5Q)に位置づけられ、前面に2つのカメラを搭載することで、自撮りに特化したスマホに仕上がっています。
→参考:ZenFone 5Z/5/5Qのスペックを比較してみました!
ASUS Shop AkasakaでZenFone 5Q(ZC600KL)に触ることができたので、デザイン・特徴・スペック等について詳しくレビューしたいと思います。
→参考:ASUS Store AKASAKAでZenFone 5/5Z/5Qに触ってきました!
前面に高画素のダブルレンズ搭載
ZenFone 5Qは、背面と前面にそれぞれ2つのカメラを搭載しています。合計4つのカメラを搭載しているため、Quad(4つ)という意味の「Q」がモデル名に付けられているんだそうで、充実したカメラ性能を誇ります。
背面は1,600万画素カメラ内蔵 (メインカメラ)+800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)という構成。背面部中央に縦にカメラが配置されているので、撮影するときに指がカメラにかかってしまうケースは少ないと思います。
広角カメラを搭載しているので、広い画角で撮影可能。集合写真や風景写真を撮影したいときに威力を発揮します。ただし、広角カメラの画素数が低めなので画質はあんまり期待できないかもしれません。
そしてZenFone 5Qの大きな特徴である前面のデュアルカメラ。上の写真を見てわかるとおり、前面上部にカメラのレンズが2つ見えます。
一般的なスマホの場合、前面には1つしかカメラを搭載していないことが多いです。しかも画素数は800万画素程度と、背面カメラよりも性能が劣るケースがほとんどですが、ZenFone 5Qの場合、なんと前面に2,000万画素カメラ内蔵 (メインカメラ)、800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)を搭載しています。
背面の1600万画素よりも画素数が上のカメラを前面カメラに持ってきています。
背面カメラから前面カメラに切り替えたとき、あまりに描写が綺麗なので、思わず「お~」と声を出してしまいました。普通のスマホの前面カメラとは格段に綺麗さが違います。
自撮り重視の人なら、このカメラを使い始めたら抜け出せないだろうな~
ポートレードモードが用意されており、このモードを選択すると、背景が一眼レフカメラで撮影したように綺麗にボケるので印象的な写真を手軽に撮影できます。
あと広角レンズを搭載しているため、自撮りで広く撮影したいときも便利です。ただし、画素数は800万画素と低めです。
「Pro」モードも用意されているので、手動で設定を調整することも可能。
各種フィルターも使えるので、ちょっと趣の異なる写真に仕上げることができます。
背面カメラ部分が少し飛び出しているので、ポケットから出し入れするときに引っかかるかもしれません。
ミドルクラスのスペック
ZenFone 5Q(ZC600KL)の主なスペックは次のとおり。
同じ日に発売されたZenFone 5シリーズの上位モデルZenFone 5(ZE620KL)のスペックと比較してみました。こうすることでZenFone 5Q(ZC600KL)の特徴がわかりやすくなると思います。
なお、ZenFone 5(ZE620KL)については購入して使っています。詳しいレビューは次の記事を参照してください。
→参考:【購入レビュー】ZenFone 5(ZE620KL/2018)の評価/感想/キャンペーン情報
ZenFone 5
(ZE620KL) |
ZenFone 5Q
(ZC600KL) |
|
ノッチ付ディスプレイ
|
○
|
-
|
AIテクノロジー
|
○
|
-
|
OS
|
Android 8.0
|
Android 7.1.1
|
ディスプレイ
|
6.2インチ
|
6インチ
|
解像度
|
2246×1080
|
2160×1080
|
Soc
|
Qualcomm Snapdragon 636
|
Qualcomm Snapdragon 630
|
RAM
|
6GB
|
4GB
|
ストレージ
|
64GB
|
64GB
|
microSD
スロット |
○
|
○
|
カメラ
|
前面800万画素
背面1,200万画素+広角800万画素カメラ |
前面2,000万画素+広角800万画素カメラ
背面1,600万画素+広角800万画素カメラ |
バッテリ
|
バッテリ3,300mAh
|
バッテリ3,300mAh
|
SIM
|
スロット数:2 / nano SIM×2
|
スロット数:2 / nano SIM×2
|
LTE
|
FDD-LTE:B1/B2/B3/B5/
B7/B8/ B18/B19/B28 TD-LTE:B38/B39/B41 |
FDD-LTE:B1/B2/B3/B5/
B7/B8/ B18/B19/B28 TD-LTE:B38/B39/B41 |
無線LAN
|
IEEE802.11
a/b/g/n/ac |
IEEE802.11
a/b/g/n/ac |
接続端子
|
USB Type-C
|
microUSB
|
カラーリング
|
シャイニーブラック/スペースシルバー
|
ルージュレッド/ムーライトホワイト/ミッドナイトブラック
|
寸法
|
153 ×
75.6 × 7.7 mm |
160.5×
76× 7.7mm |
重量
|
約165g
|
約168g
|
価格
(税抜) |
52,800円
|
39,800円
|
SoCはQualcomm Snapdragon 630を搭載。メモリは4GB。ストレージは64GBです。上位クラスのZenFone 5と比べると若干スペックダウンしていますが、その分価格が抑えられており、13,000円安くなっています。
このスペックであれば、3Dゲームをぐりぐり楽しむのは難しいでしょうが、Web閲覧/SNS/動画再生/ニュースアプリの操作といった、それほど負荷のかからいタスクであればあまりストレスなく処理できると思います。
SIMカードスロットはnanoSIMが2枚刺さります。他のモデルの場合、SIMカードとmicroSDカードが排他利用となり同時に利用できないものが多いのですが、このZenFone 5Q(ZC600KL)の場合、nano SIMカード2枚とmicroSDカード1枚を同時に利用することができます。
またSIMカードを同時に使えるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応。4G回線と3G回線を同時に利用することができます。
6インチの大画面液晶搭載
ZenFone 5Q(ZC600KL)は6インチの大型液晶を搭載。
画面が大きいのですごく見やすいです。上位モデルのZenFone 5はノッチ付きディスプレイを採用していますが、ZenFone 5Qが通常のディスプレイです。
ナビゲーションボタンは、液晶内部に表示されます。
指紋認証センサーは背面部にあるので、液晶の下の部分には何も配置されていません。せっかくなら、この部分をカットできると、よりコンパクトになってよかったんでしょうけどね。
厚さは7.7mm。持ちやすい厚さだと思います。
ホワイト/レッド/ブラックの3つのカラーリングを用意
ZenFone 5Q(ZC600KL)では、ムーライトホワイト/ルージュレッド/ミッドナイトブラックの3つのカラーリングが用意されています。
液晶の周辺部は、ホワイトモデルがホワイトを採用していますが、他の2つのカラーリングはブラックです。
ムーライトホワイト。鮮やかな白色です。すごく明るいですね。
ルージュレッド。ちょっと深みのある赤色です。
光が反射したときの輝きがとても綺麗。うーん、いい色ですね。
担当者の方によると、この3つのカラーリングの中で一番人気があるのがルージュレッド。男性でも持ちやすい赤色なので人気が高いそうです。
ミッドナイトブラック。すごく落ち着いた色です。
各パーツをチェック
ZenFone 5Q(ZC600KL)の各パーツをチェックしてみましょう。
底面部。スピーカーとmicroUSB端子が配置されています。
左側面部。
SIMカードスロットが配置されています。
右側面部。電源ボタン、音量調整ボタンが配置されています。
上面部。マイク、ヘッドホン端子が配置されています。
背面部。中央上部にカメラが縦向けに2つ、その左側にフラッシュが配置されています。カメラの下には指紋認証センサーが配置されています。
まとめ
以上、ZenFone 5Q(ZC600KL)について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。
・前面部にデュアルカメラを搭載。画素数が高いので、綺麗な写真を撮影可能
・自撮りに特化したスマホ
・6インチという大きめの液晶を搭載
・3つのカラーリング(ホワイト/レッド/ブラック)を用意。レッドがすごく鮮やか
・ミドルクラスのパフォーマンスを発揮できる
・DSDSに対応
・nanoSIMカード×2+microSDカードの同時利用が可能
自撮り機能に特化したスマホを探している人にとっては非常に魅力的だと思います。
【ZenFone 5Q(ZC600KL)の価格をチェックする】
→Amazon→楽天市場
【ASUSショップで購入する】
ASUS Shop
ZenFone 5Q(ZC600KL)を安く購入する方法まとめ
■ZenFone 5Q(ZC600KL)をMVNOで安く購入する方法
ZenFone 5Q(ZC600KL)を取り扱う主なMVNOの販売情報は次のとおり。SIMカードとセットで契約する必要があります。
■IIJmio
価格は37,800円。詳しくはIIJmio(みおふぉん)を参照してください。
■NifMo
価格は37,778円。ASUSオンラインショップより2,022円安いです。詳しくはNifMoを参照してください。
■LINEモバイル
LINEモバイルではASUSオンラインショップと同じ39,800円で購入できます。詳しくはLINEモバイルを参照してください。
アドセンス
アドセンス
関連記事
-
-
イオンモバイルでZenFone 5/ZenFone 5Qを販売!最大6,000円オフ+SIMカード代金1円となるキャンペーン実施中!
MVNOのイオンモバイルでASUSのZenFone 5とZenFone 5Qを取 …
-
-
ZenFone 5Z(ZS620KL)レビュー:Qualcomm Snapdragon 845搭載のハイパフォーマンススマホ!
ZenFone 5Z(ZS620KL)は、ZenFone 5シリーズ(5/5Z/ …
-
-
ASUS Store AKASAKAでZenFone 5/5Z/5Qに触ってきました!
ZenFone 5/5Z/5Qが発表されましたが、それに合わせてASUS Sto …
-
-
IIJ mioでZenFone 5とZenFone 5Qを販売!最大10,000円分のAmazonギフト券プレゼント中!
MVNOのIIJ mioでASUSのZenFone 5とZenFone 5Qを取 …
-
-
ZenFone 5Z/5/5Qのスペックを比較してみました!
ASUSのSIMフリースマホZenFone 4の後継モデルZenFone 5シリ …
-
-
ZenFone 5(ZE620KL/2018年モデル)を購入したので早速開封してみました!
注文していたASUS ZenFone 5(ZE620KL)が手元に届いたので、早 …
-
-
ZenFone 5(ZE620KL/2018)レビュー:購入して使ってみた感想/評価
ZenFone 5(ZE620KL)を購入しました。液晶が大きく、表示が綺麗なう …
-
-
ZenFone 5/5Z/5Qを比較した結果、ZenFone 5(ZE620KL)を購入しました!
ZenFone 5シリーズには、ZenFone 5(ZE620KL)/ZenFo …
-
-
ZenFone 5/5Z/5Q向け純正カバー(FOLIO COVER)レビュー
ZenFone 5/5Z/5Qにはそれぞれ純正カバー(FOLIO COVER)が …
-
-
AmazonでZenFone 5(ZE620KL)を安く購入できるクーポン配布中!
先日発売されたばかりのZenFone 5(ZE620KL)。ぼくも購入してバリバ …