【moto g8 plus購入レビュー】特徴・使い勝手を評価!
2020/08/03
こんにちは、スマホ大好きの管理人ナリオーです。
モトローラmoto g8 plusは、6.3インチディスプレイを採用したミドルレンジのSIMフリースマホ。昨年発売されたmoto g7 plusの後継モデルに位置づけられます。
→参考:モトローラmoto g7 plusとmoto g8 plusのスペックを比較してみました!
moto g8 plusを購入したので、ここでは、moto g8 plusの特徴・スペック、使い勝手等について詳しく解説します。
moto g8 plusのメリット/デメリットまとめ
moto g8 plusを使ってみた感じたメリット/デメリットをまとめてみました。
【メリット】
・ボディの質感が高い。非常に美しい
・ディスプレイが大きくて表示が綺麗
・トリプルカメラシステムを採用
・カメラのシャッター音をオフにできる
・DSDVに対応(4G+4Gの同時待受が可能)
・ドルビーオーディオ採用のためスピーカーの音質がいい
・急速充電対応
・前後の向きのないUSB Type-C端子を搭載
・イヤホンジャックがある
・カバーが同梱されている
【デメリット】
・ちょっとボディが大きく重い
・LEDランプがないので、通知があるときに確認しづらい
38,800円(税込)という価格を踏まえれば、非常に充実した構成になっていると思います。負荷のかかるゲームを堪能したい、というニーズに応えるのは難しいですが、Web閲覧/SNS/動画再生といった一般的なタスクであれば、快適に処理できています。
ディスプレイも大きめで見やすいし、ボディのデザインもいいし、非常にお買い得だと思いますよ。
ボディが大きめなので、コンパクトさ/軽さを重視する人には不向きですが、コスパの高いオールマイティなスマホを探している人にオススメです。
この後、メリット/デメリットとして挙げた項目について詳しく解説していきます。
目次
moto g8 plusのスペックをチェック / 高級感溢れるボディの質感 / 6.3インチディスプレイを搭載 / ボディは大きめ / DSDV対応 / カメラの画質はいい / 急速充電対応 / ドルビーオーディオ対応のスピーカーを搭載 / 使い勝手をチェック / 各パーツをチェック / 同梱物をチェック / カバーが付属 / まとめ / 安く購入する方法
moto g8 plusのスペックをチェック
moto g8 plusの主なスペックは次のとおり。
moto g8 plus | |
OS | Android 9 |
ディスプレイ | 6.3インチ (フルHD+, 400ppi) IPS液晶 |
解像度 | 2280 x 1080 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 2.0GHz × 4, 1.8GHz ×4 オクタコアCPU |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
microSD スロット |
○(最大512GB) |
カメラ | 前面:2,500万画素 背面:4,800万画素(メイン、f/1.7)+500万画素(深度センサー)+1,600万画素(動画+広角118°) |
LTE | (B1/2/3/4/5/7/8/18/19/ 20/26/28/38/40/41) |
ワイヤレス | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
バッテリ | 4,000mAh |
SIM | スロット数:2/nano SIM(DSDV;デュアルSIMデュアルVoLTE) |
接続端子 | USB Type-C |
センサー | 指紋認証、加速度計、ジャイロスコープ、コンパス、 近接センサー、環境照度センサー |
FMラジオ | 対応 |
寸法 | 約75.8×158.4×8.27mm(最薄部) |
重量 | 約188g |
カラーリング | コズミックブルー/ポイズンベリー |
付属カバー | ○ |
モトローラ直販サイトの価格(税込) | 38,800円 |
プロセッサは、Qualcomm Snapdragon 665 2.0GHz ×8 オクタコアCPUを搭載。8つのコアを持つオクタコアプロセッサのため、複数タスクを同時に処理する能力は高くなっています。
メモリはスマホとしては大容量の4GBを搭載。Web閲覧/SNSの操作/動画再生といった、それほど負荷が重くないタスクを実行していて、ストレスを感じることはこれまでのところないですね。
ストレージは64GB。一般的な使い方をするのあれば十分な容量だと思います。動画/画像などの大容量データを大量に保存したい場合には、 miroSDカードスロットを装備しているので、microSDカードを装着することで容量を増やすことができます。最大512GBのカードが利用可能です。
購入直後のストレージ使用容量は12.96GB。約20%が既に使用中であり、残り51.04GBを使用することが可能。このぐらい領域が空いていれば、すぐに残量がなくなる心配をしなくて済みますね。
高級感溢れるボディの質感
moto g8 plusには、コズミックブルーとポイズンベリーの2つのカラーリングが用意されていますが、ぼくが購入したのはポイズンベリー。
ワインのような深いレッド。それほど派手さはなく、落ち着いた色合いです。
表面には光沢加工が施されており、光の反射がとても綺麗で、高級感溢れるボディに仕上がっていると思います。ただし、指紋や汚れはつきやすいです。
側面部は丸みを帯びた形状をしており、持ったときに手に馴染みやすいデザインになっています。3万円台という価格を考えれば、かなり満足度は高いです。
ミッドレンジスマホとしてはすごくデザイン面にも配慮したモデルだと思います。
こちらはコズミックブルーモデル。
6.3インチディスプレイを搭載
moto g8 plusは6.3インチディスプレイを採用。最近のスマホはディスプレイの大型化が進んでいますが、moto g8 plusも大きめのディスプレイを採用することで、見やすさを追求しています。
5.5インチパネル搭載のAQUOS Sense 3と比較してみました。上の写真の左がmoto g8 plusです。こうして比べてみると、moto g8 plusのディスプレイの大きさがよくわかります。
moto g8 plusは表示の綺麗なIPSパネルを搭載。色の表現が鮮やかです。またディスプレイの解像度は2280 x 1080ドットで、精細感の高い表示が可能です。液晶表示が綺麗なのは、やっぱりいいですね。
moto g8 plusはしずく型ノッチを採用。
ディスプレイの外枠も狭めで画面占有率が引き上げられています。
外枠がせまくなっているため、ホームボタンなどのナビゲーションボタンは液晶内に表示されます。
ボディは大きめ
moto g8 plusは6.3インチという大きめのディスプレイを採用しているため、ボディは大きめです。
ぼくは手が大きめなので、なんとか片手で操作できますが、それでも、片手だけではディスプレイの端のほうまで指を伸ばすのは結構大変。
なので手の小さな人、女性の方は、ちょっと扱いづらいかもしれません。実際、妻に使ってもらったところ、「ちょっと大きいね」という感想でした。
側面部は丸みを帯びており、手に馴染むため、持ちづらさは感じないですね。
厚みは最薄部で8.27mm。すごく薄い!というわけではありませんが、厚すぎるわけでもなく、ほどよい厚さに収まっていると思います。
重量は187g(実測値)。ボディが大きめのため、そこそこ重量はあります。
DSDV対応
先代モデルのmoto g7 plusでは、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応でしたが、moto g8 plusは、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。
DSDSは3Gと4Gの同時待受しかできないのに対し、DSDVは4Gと4Gの同時待受が可能になります。
同梱されているガイドに、挿入方法が記載されています。
SIMカードトレイを引き出すには、同梱されているピンをピン穴に差し込んで強めに押します。
SIMカードスロット。nanoSIMカードを装着できます。またmicroSDカードスロットも兼ねています。
moto g7 plusは、nanoSIM×2+microSDを同時利用できるトリプルスロットを採用していましたが、moto g8 plusでは、トリプルスロットは採用していません。
moto g8 plusで利用できる組み合わせは、nano SIM+nano SIM / nano SIM+microSDのいずれか。2枚目のnano SIMとmicroSDを同時に利用することができません。
上はnano SIM+microSDの組み合わせです。
カメラの画質はいい
moto g8 plusは、背面部の左上にカメラを搭載。仰々しくレンズが縦に並んでいますね。
こんな感じで配置されています。
4,800万画素メインセンサー(F1.7)+500万画素深度センサー+1,600万画素広角アクションカメラを搭載したトリプルカメラシステムを採用。
メインカメラにはF1.7の明るいレンズを搭載。暗い状況でもある程度明るく撮影できます。広角117度の超広角レンズを搭載していますが、このレンズは動画(アクションカメラ)のみで利用可能。
カメラにAIエンジンを搭載しており、撮影シーンに応じて最適なモードが自動的に選択されます。
レーザーオートフォーカスを採用しているため、ピント合わせは結構高速。普通に撮影しているときに、ピントがなかなか合わなくて、イライラするという事態はほとんど発生していません。
また、開封した時点で、シャッター音なしの状態に設定されているため、写真を撮るときに音がしません。スマホで写真を撮影する際には音がするのが一般的なので、慣れるまでは逆に戸惑ってしまいますね。
moto g8 plusで撮影した写真をアップしました。画像はクリックすると拡大されます。容量が大きいのでご注意ください。すべてオート(HDRオン)で撮影しています。
風景写真。
わんこを撮影。毛の部分の質感がいい感じに出ています。
花を撮影。すごく色鮮やか。また近い被写体を撮影する場合には、背景がボケて印象的な写真を撮影できます。
料理を撮影。おいしそうに撮影できていると思います。
印象としては、結構綺麗に撮影できるカメラだと思います。
ピント合わせも速く、ストレス無く撮影できるのがいいですね。シーンを自動判別してくれるので、いちいち切り替えなくてもいいので、設定を考えなくても、綺麗な写真が撮影できます。
前面には2,500万画素(F2.0)のカメラを搭載。前面カメラとしては画素数が高いため(moto g7 plusは1,200万画素)、従来モデルよりも鮮明に自撮りできると思います。
またナイトビジョン機能を搭載しており、光の量が少ない状況でも感度を4倍向上させることができ、暗い環境でも明るい写真を撮影できます。ただし、ナイトビジョンを利用すると、画像が粗さが目立つケースもあります。
急速充電対応
moto g8 plusは急速充電に対応。
「15分で最長8時間分の急速充電が可能」なので、時間がないときも、一定量の充電をすることが可能です。
ドルビーオーディオ対応のスピーカーを搭載
moto g8 plusでは、ドルビーオーディオ搭載のステレオスピーカーを採用。スピーカーがボディの上面部、底面部に配置されていて、広がりのあるサウンドを楽しめます。
実際に音楽を聴いてみましたが、スマホにありがちなカシャカシャした感じはなく、このクラスとしては厚みのあるサウンドで、十分楽しめました。
使い勝手をチェック
moto g8 plusの使い勝手をチェックします。
■タッチパネルの操作性
結構ヌルヌル動いてくれます。これまで使っていて、あまりカクつくことはないため、ストレス無く使えています。
■USB Type-C端子搭載
前後の向きのないUSB Type-C端子を搭載しているため、ケーブルを接続するときに、いちいち端子の向きを確認しなくて済みます。
■イヤホン差し込み口あり
最近はイヤホン差し込み口がないスマホもありますが、moto g8 plusは上面部にイヤホン差し込み口を配置。アダプタなしで、有線イヤホンを使うことができます。
■LEDランプなし
前面部にLEDランプは配置されていません。なので、通知があったときも、視覚的に知らせてもらうことができません。
■発熱問題
これまで使用した限りにおいては、ずっと使っていても発熱はほとんど気にならないレベルです。
■IEEE802.11 ac規格に対応
高速にネット接続できるIEEE802.11 ac規格に対応しているため、より快適なネット接続が可能です。
■指紋認証機能搭載
背面部上部中央に指紋認証センサーを搭載。moto g7 plusでは、センサーの上にカメラが配置されており、認証しようとしたときに誤ってカメラ部分を触ってしまうことがありましたが、moto g8 plusではカメラが背面部の左上に配置されているため、そういった心配はしなくて済みます。
センサーの反応は上々。登録した指をセンサー部分に軽く押し当てれば、ロックが解除されます。これまでのところ、特に問題なくスムーズに認証できることが多いですが、たまに上手く反応してくれないときもあります・・・
■顔認証機能搭載
moto g8 plusは顔認証機能も搭載しているため、本体を持ち上げて前面カメラに顔を向けた状態で電源ボタンを押せば、ロックを解除できます。
■おサイフケータイ非搭載
moto g8 plusでおサイフケータイ機能を利用することはできません。
■防水非対応
公式ページのスペックを確認したところ、moto g8 plusは防水・防塵性能を備えていません。
各パーツをチェック
moto g8 plusの各パーツをチェックします。
右側面部。音量ボタン、電源ボタンが配置されています。押しやすいよう、電源ボタンには滑り止めのでこぼこが設定されています。
左側面部。SIM/microSDカードスロットを配置。
底面部。左にマイク、中央にUSB Type-Cポート、右にスピーカーを配置。
上面部。ヘッドセット差し込み口を配置。
ディスプレイ上部には前面カメラ、その上部にスピーカーを配置しています。
背面部の左上にカメラ、中央には指紋認証センサーが配置されています。
同梱物をチェック
moto g8 plusの同梱物をチェックしてみましょう。
同梱物を並べると上の画像のとおり。
ACアダプタと電源ケーブル。接続端子はUSB Type-Cです。
イヤホンも付属しています。
SIMカードスロットを取り外すときに使用するピン。
ユーザーガイド。各部名称、充電方法、SIMカードの装着方法などが記載されています。
カバーが付属
moto g8 plusには、透明のソフトカバーが同梱されています。別途購入する必要がないので、購入後すぐに装着しておけば、ボディに傷がついてしまう心配がありません。
柔らかい素材を採用しているため、装着/取り外しは簡単。
ぴったり装着できるので使っていて違和感があまりないですね。
ケーブル類の接続がしやすいよう、接続端子部分にはしっかり切り込みが入っており、使い勝手に影響が出ないようになっています。
滑りにくい素材なので、指の引っかかりがいいですね。誤って落としてしまう可能性を減らせます。
ただし、カバーの透明度はあまり高くないので、装着するとmoto g8 plus
の見た目の綺麗さがある程度失われてしまいます。
なお液晶保護フィルムは貼り付けられていないので、液晶に傷が付くのが心配な人は、別途購入して貼り付けることをオススメします。
まとめ
以上、moto g8 plusについて詳しく見てきました。主な特徴は次のとおり。
・ディスプレイが大きくて見やすい
・ボディの質感が高い
・カメラは結構いい
・DSDV対応
・カバーが同梱されている
3万円台の価格帯のスマホとしては完成度は高いと思います。ボディの質感はいいし、ディスプレイも大きめ。スペックも普段使いには十分でサクサク動いてくれます。タッチパネルの反応もヌルヌルで、カメラも結構綺麗に撮影できます。
価格を抑えめで使い勝手のいいスマホを探している人にオススメです。
moto g8 plusを安く購入する方法
moto g8 plusを安く購入する方法について説明します。
■moto g8 plusを単体で購入する
moto g7 plusは、Amazon、楽天市場、Yahooなどで購入することができます。
【moto g8 plusの価格をチェックする】
■moto g8 plusをSIMカードとセットで購入する
moto g8 plusは、MVNOにて、SIMカードとのセットで販売されます。
moto g8 plusを取り扱う主なMVNOの販売情報をまとめてみました。
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