ぼくがMNPする際にMVNOとしてBIC SIM(IIJ mio)を選んだ4つの理由
2016/08/09
MNPを使ってソフトバンクから格安MVNOのBIC SIM(IIJ mio)に移行したのですが、ここではBIC SIMを選択した理由について詳しく説明したいと思います。
→参考:MNPでソフトバンクから格安MVNOに移行して月額コストを3割以上削減しました!
BIC SIMの特徴
BIC SIMはビックカメラが提供するMVNOサービス。BICの名前を冠していますが、実際にはMVNOの老舗IIJが提供するIIJ mioを利用しており、サービスの中身はIIJ mioとほぼ同じです。
つまり契約/手続きはビックカメラの店頭で行えるが、サービスそのものはIIJが提供し、サポート/運営はIIJが担当します。あくまでビックカメラは販売して回線開通までの手続きを行うだけ、というスタンスですね。
→参考:MNPで格安MVNOのBIC SIMに転入する手続きについて詳しく解説します!
BIC SIMとIIJ mioの主な違いは、BIC SIMだと、ビックカメラの店頭で申込み/手続きができること、公衆WiFiサービスを無料で利用できることです。
ぼくがBIC SIMを選んだ理由
1)速度の速さに定評がある
ソフトバンクなどの大手キャリアからMVNOに移行すると、月額コストを大幅に削減できますが、そのトレードオフとして、場所/時間によっては通信速度が遅くなるケースがあります。
なので安さだけでMVNOを選ぶと後で後悔することになりかねません。
→参考:スマホの通信料金を低く抑えるためにMVNOを利用する場合のメリット/デメリットについて調べてみた!
→参考:格安SIMを提供するMVNO事業者を選ぶときの9つのポイント
→参考:格安SIMが売りのMVNOだけどそれだけで選んじゃダメ!絶対抑えておきたいポイントとは?
その点、IIJ mioはいろんなメディアによる調査で、通信速度の速さで上位に位置づけられることが多いです。
→参考:MVNOを使えばスマホの通信料金を大幅に削減できるけど、速度も重要だよね。ということで、どのMVNOの通信速度が速いのか調べてみた!オススメのMVNOは・・・
したがって、速度低下の懸念が少ないということでBIC SIMを選びました。
2)ファミリーシェアプランが用意されている
今回はぼくと家人の2人でMNPしました。それぞれ個別に契約するよりもシェアで契約した方が、月額コストを抑えられます。
たとえばBIC SIMのデータ通信+音声通話付きの5GBプランは月額2,220円(税抜)。二人分なので4,440円(10GB)になります。
一方ファミリーシェアプランにした場合、二人ともデータ通信+音声通話付きで3,960円(容量は10GB)。別々に契約した場合よりも480円お得です。データ容量は同じ。
しかも、通信容量をお互いに融通させることができます。つまりぼくが7GB使用した場合、個別プランの場合には、5GBを超えることになるため速度が制限されますが、シェアプランの場合には、家人が3GBに抑えれば、速度制限はかかりません。
さらにファミリーシェアプランにすると、最大3枚のSIMカードを利用可能。ぼくの場合、ぼくと家人用の音声通話付きSIM(2枚)に加え、データ通信専用のSIMカードも発行してもらいました。音声通話なしのデータ専用であれば追加料金なしで利用できます。
3)余ったデータは翌月に繰り越せる
我が家の利用方法では、これまで月に使用するデータ容量は平均でそれぞれ2GBくらい。なので2人分で4GB程度しか利用しない計算になり、毎月6GBを使い切らない計算になります。
でも旅行に行ったりすると、その月だけ大幅に利用データ容量が増えますよね。そんなとき、BIC SIMの場合、余ったデータは翌月に繰り越せるので安心です。
我が家の場合、余った6GB分を翌月に繰り越せるため、翌月は16GB利用できることになります。これなら、ある程度のデータ利用量の増加にも対応できると思います。
4)即日開通できる
ここまでに挙げた理由だとBIC SIMを選んでも、IIJ mioを選んでも一緒でした。今回ぼくが重視したのが、スマホを利用できない期間をなるべく短くすること。
IIJ mioに申し込む場合、ネットで申し込むことになりますが、契約が成立した時点で従来のSIMは使えなくなります。契約が成立後にSIMカードが発送される仕組みなので、どうしてもSIMを使えなくなる期間が数日は発生してしまいます。
つまり、新しいSIMが届くまでの間、スマホの通話機能に加え、電話番号が必要なLINEなどが使えなくなるのです(WiFiでの通信は可能です)。
ビックカメラの店頭でBIC SIMを契約すれば、基本的に即日開通作業を行ってくれます。ぼくの場合は、手続き完了してから新しいSIMを手にするまでの時間は約40分。受け取った後すぐにSIMの利用を開始する手続きをとれば、ほとんどタイムラグなしで新しいSIMカードを使い始めることができます。
なお、BIC SIMでは、新しいSIMを開通させる手続きも行ってくれるため、すぐに開通させたい人、設定が面倒な人は依頼してもいいかもしれません。ただし、別途手数料が必要になります。
まとめ
以上、MNPの転出先にBIC SIMを選んだ理由について詳しく解説しました。
やはりタイムラグなしですぐに新しいSIMカードを使い始めることができるというのは、ストレスがなくていいですね。
使い始めてしばらく経ちますが、今のところ、通信速度やエリアの点で不満を感じたことはありません。家の中の電波がちょっと弱いですが、家の中ではWiFiで接続できるので、特に支障はないですね。MNPして良かった~
*詳しくは、IIJmio(みおふぉん)(公式Webサイト)を参照してください。
アドセンス
アドセンス
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