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スマホの通信料金を低く抑えるためにMVNOを利用する場合のメリット/デメリットについて調べてみた!

      2016/04/20

かつてぼくはソフトバンクの回線を使ってiPhoneを利用していましたが、毎月家人と2人で1万5千円という通信料金の高さに頭を悩ませています。そこで気になったのが格安SIMを提供するMVNOの存在。

→参考:あまりに料金が高いのでスマホの通信費を安くする方法を検討してみた!

MVNOと契約して、自分のニーズに合った通信容量を選べば、通信料金を大幅に削減することが可能。MVNO事業者によっては、1か月の通信容量が2GBで900円(税抜)という破格の安さを実現できるところもあります(通信のみ/音声通話オプションなし)。

でも、安さだけで選んでいいのでしょうか。ということで、ここでは、MVNOを利用するメリットとデメリットをまとめてみました。

→参考:格安SIMを提供するMVNO事業者を選ぶときの9つのポイント

メリット

料金が安い

前述したように、MVNOの大きなメリットの1つとして、料金設定の安さが挙げられます。たとえば人気の高いMVNOの1つであるIIJmioでは、データ通信専用プランで1か月に3GB使えるプランとして900円(税抜)という安さを実現しています。音声通話が可能な音声通話オプションを付けても1,600円(3GB)。ソフトバンクを使用したときの料金が月額約7,500円だったので、なんと6,000円近くも節約できる計算になります。

また従量制のプランを採用しているMVNOも存在します。FREETELでは、月額299円から利用可能。利用した分だけ支払うプランを採用しているので、余計なコストを支払わずに済みます。

FREETELのまとめページ

契約期間の縛りがないプランがある

ドコモ/au/ソフトバンクといったキャリアでは、契約期間に2年の縛りが設けられているのが一般的。つまり、契約してから2年間は、契約を解除しようとすると9,500円(税抜)もの契約解除料が発生します。解除料が発生しないのは2年経過した後の一定期間(1か月~2か月)のみ。この期間が経過すると、また自動的に2年の縛りのある契約に移行してしまいます。

キャリア側としては、ウハウハの契約ですが、ユーザー側としてはたまったものではないですよね。2年間のうち1か月しか更新月が設定されていないのはユーザーを舐めているとしか思えません。

→参考:スマホを解約する際に解約費用を抑えたいのなら、解約解除料の発生しない更新月を確認しておくべき!

一方のMVNOでは、こうした契約期間の縛りを設定していないところがあります。たとえば、IIJmioの場合、通信専用プランの最低利用期間は、利用開始日の翌月末日まで。つまり、使い始めて不都合を感じた場合、翌々月には解除料なしで解約して、別のMVNOに移行することが可能です。

最近はMVNOから新しいプランがどんどん出てきているので、こうした縛りのないプランはありがたいですよね。とりあえず、使ってみて、ダメなら他のMVNOに移行できるわけですから。

デメリット

人が多いところではつながりにくい場合がある

MVNOは、自前の通信網を持たず、ドコモなどのキャリアの回線を借りて通信回線を確保しています。なので通信状況は、どうしてもキャリアとの接続契約に依存します。

したがって、人が多い繁華街などでは、キャリアのスマホはつながるのに、MVNOのスマホはつながりにくい、という状況が発生することがあります。

自分がよく使用するエリアの接続状況がどうなっているのか、すでに使用している人のツイッターやブログなどを事前に確認しておくことが重要ですね。

→参考:格安SIMが売りのMVNOだけどそれだけで選んじゃダメ!絶対抑えておきたいポイントとは?

通信速度がキャリアよりも遅くなる可能性がある

これも、通信状況に関するデメリットですが、上り/下りの通信速度が遅くなることがあります。周囲の状況や時間などに左右されますが、こちらについても事前に確認しておいた方がいいでしょうね。

具体的には、朝の通勤時間、お昼休み、夕方に通信速度が遅くなる傾向にあります。

キャリアメールが使えない

キャリアとは契約しないわけですから、@docomoなどのキャリアメールは利用できません。キャリアメールを重用している場合には、別の手段に切り替えておく必要があります。

自分で設定する必要がある

キャリアでは、契約するとスマホをすぐ使えるように設定してくれますが、MVNOの場合は、基本的に自分で設定する必要があります。ただ、そんなに難しい設定ではないので、これはそんなに大きなデメリットにはならないと思います。

キャリアに比べてサポートが貧弱

大手キャリアと比べるとMVNOのサポート体制は十分とはいえません。一部のMVNOを除き、近くに店舗があるわけではく、サポートも基本的にはメールでのやりとりが中心。このあたりは、価格の安さとのトレードオフになるでしょうね。なので自分である程度の知識があり、ITリテラシーの高い人向けのサービスといえます。

まとめ

MVNOを利用する最大のメリットは通信料金を安く抑えられる点ですが、その分、トレードオフとして、デメリットが生じることをあらかじめ理解しておく必要があります。

特に、安さだけに注目して、通信容量の少ないプランを契約した場合、何かの理由で上限に達すると、接続速度が大幅に遅くなるので注意が必要です。また、つながりやすさ/接続速度の面でも、キャリアの方に軍配が上がるので、なによりも繋がりやすさ/接続速度を重視している人であれば、キャリアのままにした方がいいかもしれないですね。

ただし、MVNO市場は競争が激化しており、今後は安いけどつながりにくい、というサービスを提供する事業者はユーザーからの支持を得られなくなると思います。今後も競合はさらに激しくなっていくと思われるので、安さと通信品質を両立させたプランというのが登場してくるかもしれません。

以上、スマホの通信料金を低く抑えるためにMVNOを利用する場合のメリット/デメリットについて詳しく解説しました。

アドセンス

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